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Glocal Life

自分らしさを大切に、世界とゆるく繋がるブログ

読書は孤独な行為じゃない!対話やコミュニケーションとしての読書

どうも、Glocal Lifeです。

今回の記事では、

コミュニケーションとしての読書について考えてみました。

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対話を通して自分を見つめる

良質な読書体験とは、

自分と著者との胸襟を開いた対話であり、

魂の深い次元での共鳴であると思う。


そして近代的な意味での

「カウンセリング」でもあるんじゃないかと思う。


著者との対話を鏡として、

自分自身を見つめ直している感じがする。

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本の著者との精神的な繫がり

私が他人の本やブログを読む時に感じる最大の快感は

「自分が心の中で考えていたことを、

この人は文章にしてくれた」と感じる時だ。


その時、私はその著者と、

精神の深い次元で繋がっていると感じる。


時代や国を超えて、そのような対話が可能なのは、

奇跡のような幸運だと思う。

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コミュニケーションとしての読書

もしかしたら、読書というのも、

一種のコミュニケーションの形なのかもしれない。


吉田兼好も「ひとり灯下に書物をひろげて、

会った事のない人を友とする」と言ったけど、

結構本気で友達というものは、そういうものかもしれない。


極論かもしれないが、読書を通して、

会った事のない人を友とするというのは、

可能なのかもしれない。

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書物はリアルな人間と同程度の価値がある?

そんなことをTwitterで呟いていたら、

こんな引用ツイートもいただきました。


「いい意味で人生に衝撃を与えるような書物は、

リアルな人間と同程度の価値がある」というコフートの説を

精神科医・斎藤氏が紹介していた話です。


ちなみにコフートは、

オーストリア出身の著名な精神科医です。

ハインツ・コフート - Wikipedia


良書と真剣に向き合っている時には孤独など感じない

パーティーに行くよりも、

一人で本を読んでいる方が幸福な時もある。


良書と真剣に向き合っている時には孤独など感じない。


著者との深いレベルでの対話し、

繋がっているからである。

孤独とは「繋がりを感じられないこと」

逆に物理的に大勢の人と一緒にいても、

真の繋がりを感じられなければ、孤独を感じる。

繋がりの質は私にはとても重要だ。

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結局、孤独とは、

「自分の心の中に何人の人間を住まわせているのか」

の問題でもあるんじゃないだろうか?

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孤独や寂しさの正体

孤独とは「繋がりを感じられないこと」じゃないかと思って、

寂しさの正体を分析してみた記事はこちらです。

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人間が創り出した物で一番の財産は書物

人間が創り出した物で、

この地球上での一番の財産は、

私は書物だと思う。


書物というのは、

人々の思想であり、人生の記録だ。


書物がなければ、過去の経験を蓄積することができずに、

人間の進歩は止まってしまうと思う。

インドに伝わる書物のエピソード

書物についてインドに伝わる

こんなエピソードを聞いたことがあるが、

素敵だなと思った。

昔、中国から一人の高僧がナーランダーの仏教大学に留学する。

学問を修め、帰国にあたって本を持って帰ることにした。


大学はこの高僧に十人の従者をつけた。

途中、舟で川を渡るが、

本が重すぎたために、舟が沈みそうになる。


すると、インド人の従者は「私は泳いで渡ろう」と川に飛び込む。

これに五人までも従者が続き、

本を無事に中国へ届けることができたという話だ。

「書物は、知識の宝庫であり、知恵を育む光である」

という言葉もあるが、

私は本を大事にする人は人間を大事にする人だと思う。


心広々と先人の英知を尊敬できる人だ。

ワンピースのオハラのエピソード

漫画「ワンピース」のオハラのエピソードも好きだ。

ONE PIECE 41 (ジャンプ・コミックス)

ONE PIECE 41 (ジャンプ・コミックス)

島が燃える時に、島中の学者が総出で、

自分の生命を顧みずに、本を守ろうとしたのって、

本当に学者の鏡だと思う。


本を大事にできる人は、

今生きている人間だけでなく、

未来の人間のことを思いやれる責任感のある人だと思う。

学問とは悠久な歴史の中の自分自身を感じること

過去の英知を未来の人間に伝えるのは、

現在に生きる人間の責任だ。


学問をするというのは、

そういう人類や地球、宇宙の悠久な歴史の中から、

自分自身を眺めるということだと思う。


自分自身がその流れの一部であることを感じられたら、

自分のちっぽけな悩みも、

大きな視野から見渡せる感じがする。

学問とは人類全体の遺産を受け継ぐこと

ちなみに香港中文大学の饒宗頤教授は、

若くして父母を亡くされ、

度重なる戦乱などの試練に遭う中で

こんな言葉を残している。

「私の手元には、莫大な財産と、数多くの書籍が残されました。

この二つのうち、結局、私は、書籍を選びました」


「考えてみれば学問とは、

人類全体の遺産を受け継ぐわけですから、

これ以上の財産はない。


聡明であれば、

ほかから奪われることも、

失うこともありません」

まとめ

という訳で、今回の記事では、

コミュニケーションとしての読書について考えてみました。


結論としては、以下の3点です。

1)良質な読書体験とは、

自分と著者との胸襟を開いた対話であり、

魂の深い次元での共鳴である。


2)「いい意味で人生に衝撃を与えるような書物は、

リアルな人間と同程度の価値がある」という

精神学者の説もある。


3)読書は人類の悠久な歴史の視点から、

自分自身を見つめ直す行為でもある。

多様な意見の一つとして、

少しでも皆様のご参考になれば嬉しいです。

これからもGlocal Lifeをよろしくお願いします。